初開催 貴陽品評会で最優秀に落合の小松寿裕さん (H26.7.28 在家塚にて)
2014.07.28
JAこま野は7月28日、管内の南アルプス市で生まれた大玉高級スモモ貴陽の栽培技術の向上を目指し、「JAこま野貴陽品評会」を初開催しました。
同JA在家塚支所で行われた品評会には管内の29人の生産者が自慢の貴陽を出品、山梨県果樹試験場、場長の猪俣雅人氏を審査員長とする審査員6名が厳正な審査を行いました。
審査会場には、桐箱に詰められた貴陽がずらりと並び、食味を最重要点とし、審査員が外観、熟度、糖度など8項目で厳正な審査を実施、最優秀賞には同JAの果実部甲西支部の小松寿裕さんが輝き、優秀賞、優良賞あわせて6点が選ばれました。
猪俣審査委員長は「いずれも、どこに出しても恥ずかしくない日本一のスモモ産地の、世界に誇る「貴陽」です、今後も世界に誇るブランド力に、さらなる磨きをかけていただきたい。」と高品質な貴陽の栽培技術を評価しました。
南アルプス市は、日本一の産地として、貴陽の故郷として、さらなる品質・技術の向上を目指し今回の品評会を開催しました。
今回出品された30点は、翌日に東京都大田区の東京青果(株)において行われる南アルプス市とJAこま野で行う貴陽のトップセールスにて、全て展示され、競売にかけられます。
同JAでは、平成12年より全国に先駆け統一共選を開始、平成24年には貴陽がギネス世界記録に「世界一重いスモモ」として認定され、翌25年には全国スモモサミットを初開催、同年、同JAの果実部李生産委員会が日本農業賞の特別賞を受賞するなど積極的な活動を行い、知名度の向上、ブランド化を進めています。