JAと市がトップセールス、貴陽品評会の最優秀賞に10万円 (H26.7.29 大田市場にて)
2014.07.30
JAこま野と南アルプス市は7月29日、東京都の大田市場にて、大玉スモモ貴陽のトップセールスを実施、小池通義組合長と中込博文市長が、貴陽と南アルプス市の魅力をPRすると共に、試食会も実施、貴陽に特化してトップセールスを実施するのは初めてのことです。
併せて、前日にJAこま野が初めて開催した、貴陽品評会に出品された貴陽、29点の競りを実施、最優秀の北岳賞を受賞した同市落合の小松寿裕さん(49)の貴陽が10万円で落札されました。
この結果を受け、関係者は「長年取り組んできた、貴陽のブランド化や農家の努力の賜物、この評価は他の生産者の励みになる」と話していました。
貴陽は、スモモの生産量日本一の産地である、南アルプス市で生まれた品種で、世界一重いスモモとしてギネス世界記録に認定されており、品評会に出品された29点の平均が290㌘、糖度も17度以上と、従来の大きさや、酸っぱいというスモモのイメージを覆す品種。
最高値で落札された貴陽は、1玉約300㌘、糖度も17.1度と、来場者からは「大きさも見た目も素晴らしい、芸術的な出来栄え」との声も聞かれました。
小池通義組合長は「今回の品評会とトップセールスがやっと実現できました、農家の皆さんが一年かけて作り上げた作品です。JAこま野、南アルプス市の貴陽を宜しくお願いします」と話していました。
JAこま野では479軒が貴陽を栽培、今年度約160tの出荷を計画しています。