ＪＡこま野では８月２１日より露地栽培のブドウ「シャインマスカット」の統一共選の出荷が始まりました。

シャインマスカットは２００６年に品種登録された黄緑色が鮮やかなブドウで、作業の省力化が図れることや、高糖度、皮ごと食べられる点や種なし化も出来ることから人気を集めています。

その点から当ＪＡでも積極的に増産を進めており、昨年は５１ｔを出荷、今年度は前年比１４２％の７３ｔを計画しています。

同ＪＡでは昨年、シャインマスカットの市場優位性の確保と、速やかなブランド化を図ることを目的に、市場関係者による審査・検討会を開催、その結果や生産者の意見をもとに指導体制を強化、質と量を高め産地化を目指しています。

出荷初日を迎えた藤田共選所では多くのシャインマスカットが持ち込まれ、職員は検査・選果作業に追われていました。

営農指導部の中沢弘部長は「出荷時期は平年並みですが天候にも恵まれ、玉張り・食味共に良い。消費者の方にはぜひご賞味していただきたい。」と話しています。