桃のシーズンが本格化 早生品種「日川白鳳」共選スタート
2015.06.25
JAこま野豊共選所では6府月25日、早生品種の桃「日川白鳳」の統一共選がスタート、南アルプス市内各地から、赤く色づいた桃が運び込まれました。
同JAでは、6月15日から極早生品種の「ちよひめ」「はなよめ」などの共選がスタート、日川白鳳の出荷が始まると桃のシーズンが本格化します。
日川白鳳は、山梨県で発見された早生品種で、果汁の多さと酸味の少なさが特徴、同JAの早生品種の中で一番多く出荷される品種で、昨年より2日早い出荷開始となりました。
共選開始前には開所式を開き、同JAの小池通義組合長は「気象の変化にも負けず農家が心を込めた桃です、その心を汲んで、大切に、消費者の下へ届けてください」と挨拶しました。
この日出荷された桃は約10トン、全て検査員の目視検査と光センサーで、糖度、色、形などを厳格に検査、格付けされ、全国へ届けられました。
今後、白鳳や川中島白桃の主力品種など様々品種をリレーしながら、8月中旬までの約2か月間出荷が続きます。
同JAでは平成27年度はモモ全体で2888トンの販売計画を掲げています。