大雪による被害から1年半 より良い野菜作りを目指して講習会を開催しました。
2015.07.07
7月7日JAこま野蔬菜(そさい)部会は、南アルプス市東南湖の同JA南湖支所にて「秋作きゅうり講習会」を開催、蔬菜部員など33名が参加しました。
講師として㈱埼玉原種育成会、育種研究農場の金田一進氏を招き、きゅうりの抑制栽培のポイントや、ウイルス病の防除方法などを学びました。
講習会を前に古屋孝部会長は「雪害から復興して初めての講習会です、さらなる栽培技術の向上を図り、産地としての評価を上げられるよう取り組みたい」と話しました。
同部会は、平成26年2月の雪害により多くの加温ハウスが倒壊、産地として壊滅的な被害を受けました。
その後、国や県、市などの復興費用の助成や、JA職員が組織したJAこま野雪害復興支援隊などにより、いち早く復興を遂げました。
講習会では、秋作きゅうりに向けた新品種の特徴や栽培方法について部員より熱心に質問が挙げられました。
JAこま野管内は8月下旬頃から11月末まで、秋作きゅうりの出荷が行われ、約490トンの出荷を計画しています。