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日本一のスモモの産地から大玉品種「サマーエンジェル」出荷始まる

HPサマーエンジェルIMG_7115山梨県南アルプス市のJAこま野落合共選所では7月10日、県オリジナル品種であるスモモ「サマーエンジェル」の出荷が本格化し、ソルダムやサマービュートなどのスモモと共に次々と運び込まれ、担当者は検査に追われています。

同市はスモモ生産量日本一の産地で、6月中旬から8月下旬まで、大石早生、ソルダム、サマーエンジェル、貴陽、太陽などの品種をリレーして販売しています。

7月8日からは、サマーエンジェルの出荷が始まりました。この品種は、山梨県果樹試験場により作出された品種で、2005年に品種登録された山梨県のオリジナル品種です。

大きさは150g前後大きいものは180gにもなる大玉の品種で、糖度は15度以上と高く、果汁が非常に多く、甘みと酸味のバランスが特徴の品種、同JA管内で産地化が進んでいます。

同JA営農指導部によると「雨が続いているが、生育は昨年より5日から1週間程度早く推移している。20日頃まで出荷される予定」と話していました。

7月15日からは、ギネス世界記録に世界一重いスモモとして登録され、同JA管内で生まれた品種「貴陽」の出荷が始まります。

同JAでは今年度スモモ全体で約2500トンを計画、「安全・安心・美味しい」農産物の提供を目指していきます。

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