甲州ぶどうのブランド化へ(H27.9.23 南アルプス市飯野地区の圃場にて)
2015.09.24
JAこま野甲州ぶどう栽培クラブは9月23日、南アルプス市飯野地区の圃場にてぶどうの収穫体験を実施、県内外からクラブ会員約20名が参加しました。
同クラブは普段農業に従事しない都市部の方を中心に体験を通してぶどうの生産過程を学んでいます。また、山梨や南アルプス市などの産地についても知って頂き、甲州ぶどうのブランド化に繋げようと2012年に県の支援事業を活用して設立しました。
同JA管内では甲州種の作付面積が拡大傾向で国内外で評価が高まるワインの原料栽培に関心を示す農家も増えています。
この日は季節外れの暑さの中、約1トンの甲州ぶどうを収穫し、ワイン醸造に向け出荷しました。その後、甲州ぶどうの枝の繊維の採取を行いました。これはワインラベルに模様づけとして使うもので参加者は目の前の作業を懸命に行っていました。
同クラブは今後ワイナリー見学やワインセミナーを行う予定、今回出荷したぶどうで出来るワインは来年6月頃に完成(約2000本)し、同JA直売所を中心に各店舗で販売予定です。また、同クラブは会員を随時募集しています。