甲州ぶどう栽培クラブがワイナリーツアーを開催しました (H28.2.28 甲州市勝沼町周辺にて)
2016.02.29
JAこま野甲州ぶどう栽培クラブは2月28日、今年度の第4回活動として、ワイナリーツアーを開催しました。
ツアーでは案内人として、甲州市勝沼町で酒店を営む新田正明さんを招き、日本有数のワイン産地、甲州市勝沼町周辺のワイナリーなどを見学しました。
この日まわったのは機山洋酒工業㈱、丸藤葡萄酒工業㈱、㈱ルミエールの3社を見学、ぶどうの育成からワイン作り、これらに込める気持ちなどを学びました。
このツアーの目的は、JAこま野が所管する南アルプス市とは気候風土の特長が異なる圃場の見学を行い、参加者はテロワール(ぶどうをとりまく自然環境の特徴)の違いを肌で感じることを目的に開催しています。
同クラブの活動は今年で4年目となり、山梨県で古くから栽培されているぶどう「甲州」の産地振興のため、栽培体験や産地を紹介する活動を行っており、南アルプスブランド発信の一役を担っています。
なお同クラブでは、昨秋収穫した甲州を使用して、産地の特長を生かしたワインの醸造にも取り組んでおり、2015年産のぶどうを使用したワインは、今年夏頃の販売開始を予定しています。
参加した会員は「非常に良い経験です。通常のワイナリー見学では聞けない踏み込んだ話を聞くことができ感動しています。」と話していました。