ワイン用ぶどう甲州種の苗木の植え付け作業を行いました (H28.3.21 曲輪田地区にて)
2016.03.23
JAこま野は3月21日、南アルプス市曲輪田のJAが管理するぶどう畑で、近年ワイン用原料として需要が高まっている、甲州種の苗木の植え付け作業を実施しました。
このぶどう畑は今年度から遊休農地をJAが借り受け、甲州種の栽培を開始するもので、この日は50aの畑に約100本の苗木を植え付けました。
また今回は、南アルプス地域の土壌や気候風土を感じていただきたいという想いから、JAが主催している、ぶどう栽培とワインを楽しむグループ「甲州ぶどう栽培クラブ」のメンバー7名も参加し植え付け体験しました。
作業開始前には同JAの営農指導員が講師となり、この地域の土壌の特長や植え付け方法を詳しく説明し、参加者は御勅使川扇状地特有の石ころだらけの土壌に悪戦苦闘しながらも、1本1本丁寧に植え付けを行いました。
参加したクラブのメンバーは「穴を一つ掘るだけでとても大変、今は機械があるが、先人達の苦労を考えると頭が下がります」と話していました。
今後、このぶどう畑は同クラブも栽培に参加しながら、JAが中心となり管理を行い、数年後には同JAオリジナルワインとしての醸造を目指します。