５月２７日、南アルプス警察署にてサクランボの盗難防止パトロール出発式が行われ、ＪＡこま野役職員、同ＪＡ果実部役員、警察署員・消防団員など１２０名が参加しました。

この取り組みはサクランボの盗難被害を防ぐため、収穫時期に合わせて各組織が連携し毎年実施しているもので、今年で１１回目となります。

同ＪＡでは、露地栽培のサクランボの出荷を２０日から開始、これから最盛期を迎え、６月下旬の出荷終了まで各団体が協力してパトロールを行います。

ＪＡこま野の小池通義組合長はあいさつで「サクランボは農家の貴重な財産です。被害を未然に防止できるよう活動を行うとともに、地域の方々に啓蒙活動をしていきたい」と話しました。

出発式終了後、参加者は４班に分かれ南アルプス市内の主要産地のパトロールを実施、そのうち西野地区のパトロールには警察犬２頭が参加し、園地のビニールハウスの中に入り被害がないか確認しました。

南アルプス警察署によると、昨年は十数件の盗難に関する情報が寄せられており、今年度は０件を目指して取り組んでいきます。