ＪＡこま野西野支所管内の専業果樹農家で作る団体「ＷＥＳＴ　ＦＩＥＬＤ　ＦＡＲＭＥＲＳ」は８月７日、小学生の親子を対象にした食育イベント「農家 ’ｓキッチン」を開催しました。

この取り組みは地元の子どもたちに食の大切さを知ってもらおうと企画されたもので、同団体初めての試みとなります。

当日は２５組７０名が参加し、始めに桃畑と同ＪＡ西野共選所を見学、その後西野松聲堂にて農家の一年を寸劇やプロジェクターを使ったクイズで学びました。

イベントの最後は県内で飲食店を展開する８（エイト）カフェのスタッフが教えるオリジナルタルト作りで、材料のスモモやブドウなどはすべて同団体所属の生産者の農産物を使用していました。

また使用した桃のコンポートとサクランボのソースも、このイベントのため８カフェと共同で制作したもので、新鮮な果物がたっぷり乗ったタルトが出来上がりました。

同団体代表の長谷部野歩（ノブ）さんは「皆笑顔で参加してくれたのでよかったと思います。今後も活動を継続し、南アルプス市以外でも取り組みたいです。」と話していました。

参加者は「共選所の見学など、普段見る機会がないので楽しかったです。タルトを早く家に持ち帰って食べてみたいです。」と話しました。