シャインマスカットのモバイル糖度計実演会を行いました(H28.9.1 藤田地区園地にて)
2016.09.02
JAこま野は9月1日、世界初となる太陽光を光源に青果物の糖度を図るモバイル糖度計の実用化に向け、生産者や役職員を対象に実演会を行いました。
この糖度計は当JAが国内業者に依頼し、主にシャインマスカットの糖度を調べるために製造されたもので、果粒に光センサーを当て果粒全体の糖度を測定します。
この糖度計最大の特徴は太陽光を利用することで、光源を用意する必要が無いため園地に出向き樹に実がなったまま収穫の適正時期の判断が可能となりました。
実演会は当JA果実部会ブドウ専門委員会と営農指導課の合同で行われ、当JA管内藤田地区の園地で開催しました。担当者が取り扱い方法を説明すると、専門委員から積極的に質問があり、期待の高さがうかがえました。
当JAでは今後、早ければ来年からの本格稼働をめざし、9月2日から営農指導員が各園地をまわり収穫時期を見極めるとともに、データを収集しより精度を高めていきます。
9月6日には、東京大田市場で行われる南アルプス市と合同で行うトップセールスにてモバイル糖度計を披露する予定です。