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あんぽ柿の最盛期を迎えました (H28.11.11 西野地区手塚さん宅にて)

JAこま野管内では11月11日、あんぽ柿の加工の最盛期を迎え、西野地区の手塚忠さん(69)の自宅では約1万個の柿が乾燥作業のため庭先に吊るされ、見事なオレンジ色のカーテンを作っています。

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 <写真 あんぽ柿の出来を確認する手塚さん>

 

作業所では妻のけさみさん(66)と二人で柿の皮をむく加工作業を行い、むいた柿は硫黄を使い燻蒸殺菌し、その後屋外で3~4週間ほどかけて直射日光を避け乾燥させ出荷されます。

手塚さんの作るあんぽ柿はすべて天日で乾燥させてつくっており、施設で干すよりも時間がかかりますが、その分色鮮やかになるといいます。

柿を干すための棚は、平成26年の記録的大雪で壊れたビニールハウスの部品を再利用し今年作成したものだそうです。一度に8千個以上の柿を干すことが出来るそうです。

手塚さんが生産しているあんぽ柿は「平核無」と「大和百目」の2品種で、同JAが扱うあんぽ柿の約70%を占めています。

手塚さんは「昨年は天候不順で苦労したが、今年は柿が豊作で、状態もよいので甘みも十分あります。」とあんぽ柿の出来に期待を寄せており、11月下旬に初出荷を予定しています。

JAこま野では現在施設乾燥で生産されたあんぽ柿の出荷がピークを迎え、天日乾燥のものは20日過ぎに初出荷、ともに12月下旬まで出荷が続く予定で、今年度約220tの出荷を見込んでいます。

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