旬のシャインマスカットを長期貯蔵できる「氷感庫」が完成(H29.3.29 西野共選所)
2017.03.30
JAこま野西野共選所で3月29日、シャインマスカットの鮮度を保ち長期貯蔵を可能にする「氷感庫」が完成し、役員らに対しメーカー担当者が説明会を行いました。
当JAではこの氷感技術を使い、シャインマスカットの貯蔵を行い、最盛期の時期を遅らせた出荷により市場価値を高めた出荷を目指し、今年から貯蔵販売に取り組みます。
氷感とは、冷蔵技術に高電圧・低電流・一定周波数の電気エネルギーを加え、低温で保存することにより酸化や微生物の増殖を抑え保存期間を延ばす技術です。
今回完成した氷感庫は従来の予冷庫を改装、広さ約50㎡で、約10トンのシャインマスカットが貯蔵可能。従来2か月の出荷期間を最大で4か月程度まで延長でき、12月の需要に応えることが可能となります。
今後当JAでは9月から運用を開始する予定で、他産地との差別化を図るとともに、今まで旬でしか味わう事の出来なかった果物の新たな需要を掘り起こしていきます。