南アルプス警察署にて６月１日、サクランボの盗難防犯パトロールの出発式が行われ、ＪＡこま野役職員や果実部役員並びにオウトウ専門委員、警察関係者、地元の消防団員など約１３０名が参加しました。

この活動はサクランボの出荷最盛期を前に、各組織が連携し盗難被害を防ぐため毎年行っているもので、当ＪＡ営農指導課によると昨年もサクランボから柿まで盗難が多発しており、今年も５月下旬にサクランボの被害届が出されているということです。

今年は初めて山梨県警のヘリコプター「はやて」が上空からパトロールしたほか、参加者は市内４地区に分かれ警察犬９頭と共に見回りを行いました。

このうち西野地区のサクランボ畑では、警察犬３頭と消防団員らで園内や周辺のパトロールを行い、異常がないか確認しました。

同警察署の西山雄三署長は「犯人の行いは許されるものではない。この活動を通して地域の安全を地域で守っていきたい」と話しました。

これから約１ヶ月間夜間や昼休み、早朝などに活動を行う予定です。