山岳シーズンに備え、北岳の山小屋に食料などを届けました(H29.6.4広河原にて)
2017.06.06
JAこま野は6月3日と4日、南アルプス市内にある日本第2位の高峰北岳の峰にある広河原より、米や野菜などの荷揚げ作業を行いました。
この作業は当JAや地元業者が合同で行っており、6月23日の山開きに向け北岳の標高2千~3千mにある山小屋「肩の小屋」「両俣小屋」へ食料や日用品などを、ヘリコプターを使って届けるものです。
数日前から同JA職員は荷揚げ作業の実施日に備え、最寄りの源支所より車で1時間半程かけ広河原の小屋へ物資を運びこみ準備を行いました。
標高が高い山小屋へ届けるため、予定されていた6月2日は強風のためヘリコプターが飛ばず延期となり、6月3日と4日に実施となりました。
荷揚げ作業は天候が比較的安定している朝にヘリコプターを飛ばすため、午前5時半に源支所を出発。午前8時頃から作業を始め、同JAからは約1.5tの米や野菜、日用品を届けました。
当JAの小沢武裕生産資材課長は「登山者の休息の場である山小屋へ食料などを届けることで、JAとして少しでも役立てればと思う」と話していました。
6月24日には広河原で開山祭が行われ、本格的な登山シーズンが始まります。