露地栽培の桃の統一共選が始まりました(H29.6.19 豊共選所にて)
2017.06.20
JAこま野豊共選所では6月19日、露地栽培の桃の統一共選が始まりました。
出荷されたのは極早生種の「ちよひめ」で、早生品種の中でも甘みが強いのが特徴。出荷量約1.3tが糖度、内部障害の有無などの厳しい検査を最新鋭の光センサーを通して行いました。
当JA担当者によると今年度は少雨が続いており、小玉傾向ではあるが高糖度のモモが期待できると話しており、生産者、当JA担当者とも最盛期に向け作業を行っています。
昨年より6日遅い統一共選の開始となったことについて、同JA手塚英男営農指導課長は「近年気温が高く、生育期間が詰まり前倒し出荷が続いていましたが、今年は平年並みに戻った形です。品質は問題なくこのまま順調に出荷が続けばと思います」と話しました。
今後8月下旬頃まで白鳳、アルプス美人などの主力品種が続き、また同JAが増殖を推進している新品種「夢みずき」などの出荷も見られるようになります。当JAでは今年度全体で約2000tの販売を計画しています。