ギネス認定「世界一重いスモモ」貴陽 出荷開始(H29.7.23)
2017.07.24
南アルプス市を管内に持つJAこま野では7月23日、「世界一重いスモモ」としてギネス世界記録に認定されている品種「貴陽」の統一共選が始まりました。農家やJAは統一共選に向け連日、収穫前の最終確認や販促活動に励んでいます。
統一共選を前にした7月21日、今諏訪地区の浅川豊さん(61)の園地では収穫前の最終確認を行っており、20aに植えられた貴陽の木が真っ赤な実をつけていました。
浅川さんは今年の貴陽の出来について「受粉作業や摘果など、徹底的に手を入れることで、例年通りよい貴陽が出来た」と笑顔で話していました。
貴陽はスモモ生産量日本一の産地である南アルプス市で生まれた品種。通常のスモモの2、3倍程の重さがあり、中には300gを超す果実もあります。重量だけでなく糖度が17度以上にもなる、姿・食味ともに優れた当JAの特産品です。
7月20日には東京大田市場において市とJA合同のトップセールスを行い、市場関係者に貴陽のおいしさ、品質の高さをPRしました。
今年JAでは150tの出荷を見込んでおり、今後8月20日頃まで出荷が続く予定です。