ＪＡこま野女性部加工グループは８月９日、甲府市のホシザキ東京株式会社甲府昭和営業所にて、桃のシロップ漬け製造の研修を行いました。

同グループでは瓶詰めのモモのシロップ漬けを毎年製造・販売していますが、より魅力的な商品を作ろうと少量で保存しやすい真空パックのパッケージを発案、商品化を目指し研修会を開催しました。

同社調理・衛生アドバイザーが講師を務め、瓶詰めと真空パック両方を製造。水蒸気や熱で瓶の消毒を行う機械や真空包装する機械などを使い、衛生的で効率的な製造方法を学びました。

メンバーは当初普段の調理法との違いに戸惑う場面もありましたが、出来上がったシロップ漬けに「今までと変わらずおいしい」と笑顔を見せていました。

営農指導課小野真知子職員は「真空パックは初めて扱ったが、旬の果実が効率良く製造できることが分かり有意義な研修となりました。この研修を生かして新しい商品開発を目指したいです」と話しました。