シクラメンの出荷が最盛期を迎えています(H29.12.4 飯丘地区)
2017.12.05
冬の鉢花として人気のあるシクラメンの産地南アルプス市では現在、出荷の最盛期を迎え、ビニールハウスの中で赤やピンクなど色とりどりの花を咲かせています。
JAこま野管内飯丘地区の花卉部会長石川一雄さん(67)は、40a程の面積のハウスでシクラメンを中心に栽培しており、今年度はクリスマスや年末年始の贈答用に人気のある12~18cmの鉢を約1万2千株、寄せ植えなどに使う小型のガーデンシクラメンを約4万株栽培しています。
ガーデンシクラメンは寒さに強いシクラメンを交配し育成された小型のシクラメンで、比較的丈夫で色も豊富なため近年人気の品種です。寄せ植えのほか小さなポットに入れて楽しむ人も増えているといいます。
石川さんは「今年は天気が悪い日が続き心配もあったが、よく育ってボリュームもあるので例年よりも出来がいい」と笑顔を見せていました。
現在当JA管内の花卉部会には11名が在籍しており、シクラメンのほかコチョウランなどを栽培しています。