女性農業者の技術向上へ 果樹女性講座を実施しました(H30.1.18 南アルプス市沢登)
2018.01.19
JAこま野は1月18日、女性農業者の技術習得を目指し果樹女性講座を開催、受講生4名がサクランボの剪定方法を学びました。
この講座は当JAの組合員またはその家族の女性を対象に、農業技術の習得・向上を目指し実施しているもので、モモ・スモモコース、ブドウコース、オウトウコースの3コースを開講、のべ57名が受講しています。
今回はオウトウコース2回目の講座で、山梨県中北農務事務所の星奈津美さんを講師に招き、南アルプス市沢登の受講生の園地でサクランボの樹を前に講義を行いました。
サクランボは主幹・主枝に近い部分の枝が強く伸びやすいことや、新梢が枝の先に集中しやすいなどの特徴があり、枝の特性を利用しながらバランスよく剪定することが重要となります。
星講師は実際に剪定を行いながら高砂、紅秀峰と品種に合った剪定方法を説明、受講生はメモを取るなど真剣な様子で学んでいました。
受講者は「自分の畑で実際にやろうとすると戸惑ってしまうが、こうやって教わるとなるほどと思う」と笑顔で話していました。
同講座を担当する当JA生活指導課小野かおり職員は「どのコースの受講者もとても熱心。この講座で技術を習得し、これからの農業を担ってほしい」と意気込んでいました。
今後同コースは3月下旬に本年度最後となる結実安定対策についての講座を行います。当JAは引き続き5月から始まる平成30年度の同講座に向け、講習生の募集も行っていきます。