南アルプス市立八田小学校で１月２４日、「自分たちの野菜の良さや安全性を考えよう」をテーマとした総合学習の授業が行われ、ＪＡこま野の清水大樹指導員が講師を務めました。

同校４年生は今年度総合学習の一環として野菜づくりを学んでおり、同校敷地内の道として使われていた土地を畑に作り替え白菜、大根を栽培し収穫しました。

当ＪＡはたい肥作りの講習や野菜に病気が出た際に診断し対策を指導するなど、年間を通してこの学習に協力しています。

授業では自分で育てた野菜が安全であるかを確認し、食べ物の安心・安全について考えるため、児童たちが栽培中に使用した農薬について清水指導員が説明しました。

散布回数や濃度などを国で定められた農薬取締法に照らし合わせ安全性を確認し、児童の野菜は基準をすべてクリアし安全であることを伝えると、児童から歓声があがりました。

今後児童は育てた野菜を使って、６年生やお世話になった方へ感謝の気持ちを込めて料理をつくることを計画しています。

児童は「清水さんに安全な野菜と認めてもらえてうれしかった。お世話になった人たちにも安心して食べてもらえると思う」と笑顔で話していました。