新着情報

市とJAで連携し優良苗木の配布を行いました (H30.2.27 平岡地区にて)

HP苗木助成 掘り起し IMG_2156JAこま野と南アルプス市は地域の果樹農業振興を目的に果樹苗木の助成を行う「果樹振興事業」に取り組んでおり、2月27日、JA職員ら15名が平岡地区のほ場で春用苗木の掘り起こし作業を実施しました。

この事業はJAと市が定めた奨励品種の苗木を育成、育成した苗木を組合員へ販売しているもので、県内では当JAと南アルプス市が唯一管内全域へ実施しているものです。

苗木の育成は業者に依頼、JAの基準にあった苗を育成することで、地域特性に合った高品質で統一された品質の苗木の提供が可能となり、さらに補助事業のため通常の販売価格よりも安く供給することが可能となります。

対象品種は同市発祥の品種であるスモモの「貴陽」「皇寿」、柿の「大和百目」サクランボの「紅秀峰」「静御前」「早生佐藤錦」など、サクランボ、スモモ、モモ、柿、ブドウの5品目、21品種が対象です。

また、増殖が進んでいる桃の「夢みずき」などもJA全農やまなしより提供を受け助成を行い供給しました。

今回掘り起こしを行った苗はその日から各支所へ分配、14の支所へ約2千本を配布、予約注文を行った各組合員へ順次配布しました。

当JAの手塚英男営農指導課長は「この事業を通じて、果樹産地の振興、農家所得の増大に取り組んで行きたい」と事業への思いを話しました。

PAGE TOP