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サクランボ盗難防止パトロールが始まりました(H30.5.21)

 

南アルプス警察署にて5月21日、サクランボ盗難防止パトロールの出発式が行われ、JA南アルプス市役職員などが参加しました。サクランボの収穫シーズンとなる約1ヶ月間、盗難を防ぐため警察や消防団などと協力して南アルプス市内のほ場を巡回します。

参加したのは警察関係者、消防団員、当JA果実部会、専門委員、役職員ら約130名と警察犬7頭で、出発式の後4地区のほ場に別れ巡回、異常がないか確認しました。

また当JAでは今年度より、無線を活用したほ場の遠隔監視システム「圃場遠隔見守りシステム」の運用を始め、今週中に20台以上を各ほ場に設置、パトロールと合わせた盗難防止効果が期待されます。

当JA手塚英男営農指導課長によると、昨年度サクランボの盗難被害件数は届け出があったもので35件、それ以外も合わせると50~60件に上り、被害額も数百万円に及ぶとの見方を示しました。

また果樹栽培が盛んな同市ではサクランボのほかに、シャインマスカットやスモモの高級品種である貴陽などの盗難被害が確認されているといいます。

同署西山雄三署長は「市内には果物の高級品種が多く栽培されており、窃盗の対象になりやすい。先日も市内でトウモロコシの盗難があったばかりで、検挙に向け取り組んでいる。悪質な犯罪を防ぐため、事故のないようにパトロールを行ってほしい」と呼びかけました。

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