Aコープで共選品トマトの取り扱いを開始 販路拡大に取り組む(H30.5.27)
2018.05.28
JA南アルプス市のAコープ店では、今年度より同JAで出荷した農産物の取り扱いを始めました。統一共選品のトマトやキュウリなどを広く販売し、地元農産物の販路拡大や地産地消の推進に取り組む考えです。
同店では以前より、組合員が生産した農産物を直接販売する「産地直売コーナー」を設置していたが、「売り場にも地元の野菜を置いて欲しい」といった来店者の声と、販路拡大に取り組みたい販売部の方針が合致し取り扱いを決めました。
5月27日には、Aコープ白根店では店舗入口に設けた特設コーナーで同市産のトマトを5個入りで387円、4kg箱で1,080円(ともに税込)で販売。産地や作り手のこだわりなどが書かれたポップなどを制作し来店者の目を引く売り場作りを心がけました。
寄特勇人販売部次長は「共選品の取り扱いは産地直送なので新鮮、生産者の顔が見えるので安心、輸送賃金がカット出来るなど、買い手と生産者両方にメリットがある。今後も続けていきたい」と意気込みました。
今後は同市産のキュウリ、トウモロコシも取り扱う予定で、同店成島敬和部長は「トマトの売れ行きは好調で、取り扱いを始めた5月上旬から今までに500箱以上売れている。JAの店舗としてこれからも地産地消を勧めていきたい」と笑顔で話していました。