ＪＡ南アルプス市豊共選所は６月１１日、管内で１番早い露地栽培のモモの統一共選を開始しました。

共選所には朝９時より極早生種の「ちよひめ」約１．４ｔが持ち込まれ、当ＪＡが導入している光センサーを通して内部障害の有無などを確認、厳しい検査を経て各市場へ出荷されました。

昨年より１週間早い統一共選開始となったことについて、手塚英男営農指導課長は「今年は２月下旬より平均気温が高く推移し、全ての果物において前倒しで出荷となっている。作柄については全品目とも安定しており予想通りの出荷が見込める」との見方を示しました。

当ＪＡは各共選所で主要品種の１つ「日川白鳳」の統一共選が始まる６月２０日付近にモモの開所式を行う予定で、管内は間もなくモモの最盛期を迎えます。

今後８月中旬頃まで、白鳳や川中島白桃などの主要品種や、当ＪＡが増殖を推進している新品種「夢みずき」など多くの品種をリレー形式で出荷、当ＪＡでは今年度約２０００ｔの販売を計画しています。