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ハウスシャインマスカットが最盛期です(H30.7.6)

五味喜文さんとシャインマスカット

 

JA南アルプス市藤田地区では7月6日現在、ハウス栽培のブドウ「シャインマスカット」の出荷が最盛期を迎えています。

同地区で加温ハウス栽培のシャインマスカットを生産している農家6軒のうち、五味喜文さん(76)のハウスでは7月以降、1日あたり約300㎏のシャインマスカットを収穫、当JAに出荷しています。

五味さんは「シャインマスカットは日照条件などで出来が変わってくるので大変だが、JAの指導員と相談し、今年も順調にいいブドウが出来ている」と笑顔を見せました。

五味さんは12年ほど前に当JAから勧められて栽培を始め、現在加温栽培ハウスで36a、露地栽培で約30aの計66aを生産しています。

当JA長谷川智弘営農指導員は今年の生育について「1週間ほど生育が早いものの、粒張り、色、食味ともに良好。露地栽培も順調に進んでいるので、多くの方に味わっていただきたい」と話していました。

当JAではシャインマスカットの品質向上を目指し、昨年より太陽光を光源とした透過式モバイル糖度計を導入しました。この糖度計は収穫前の園地で果実を破壊せず糖度の測定が出来るため、現在営農指導員が園地を巡り計測、数値から算出した収穫適期を園主へ伝えています。

五味さんの園でも計測を実施しており、五味さんは「以前は実を潰して糖度を測っていたが、この糖度計は測ったブドウもそのまま収穫出来るのでありがたい」と話していました。

同地区では6月15日よりハウス栽培のシャインマスカットの出荷を開始、8月上旬頃まで出荷が続く予定です。

当JAではシャインマスカットについて、ハウス・露地栽培を合わせて昨年より60t多い280tの出荷を計画しています。

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