氷感庫で保存していたシャインマスカット出荷が始まりました(H30.12.3)
2018.12.03
JA南アルプス市は12月3日、保冷庫「長期貯蔵氷感コアシステム」で保存していたシャインマスカットの出荷を開始しました。昨年度初めて出荷、今年度が2回目となります。
この日職員が品質を確認し箱詰めした約100㎏は、市場に送り販売されるほか、南アルプス市のふるさと納税の返礼品としても取り扱われます。また今後はケーキ、タルトなどに使用する目的で菓子製造会社へ販売することも検討しており、今月下旬まで出荷を行う予定です。
今回出荷されたシャインマスカットは10月頃に収穫、当JAが所有する同保冷庫へ入れ保存しておいたもので、特殊なフィルムなども活用し2カ月以上収穫時の新鮮な状態を保っています。
贈答用などで需要が高まる年末年始に出荷するため、販売額の増加、農家の所得増大も期待されます。
販売部寄特勇人次長は「今年はシャインマスカットを保存する新しいフィルムを試験導入するなど、保存状態をさらに高めるよう努力している。今後も試験を重ね、おいしいシャインマスカットを消費者に届けていきたい」と話しました。