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ウッドチッパーのレンタル 実演会を開催(H30.12.26)

 

JA南アルプス市は今冬より、剪定などで切り出した枝などを細かくカットするウッドチッパーのレンタルを始めます。自己改革の一環で、高額な農器具類の導入コストをなくし、農家の所得増大を図るとともに、農業の省力化を目指します。12月26日には当JA果実部員や役職員が集まり実演会を開きました。

ウッドチッパーは数十万から数百万と高額で、年間で数日しか使用しないため、管内のほとんどの農家では剪定後の枝は焼却処分か有償での処理を行っています。当JAは組合員にウッドチッパーをレンタルすることで、組合員の費用軽減、作業効率の向上に役立てるため導入を決めました。

当JAは2台の大型チッパーをリース所有し、1月以降に組合員に向けレンタルを開始する予定です。料金は半日5千円、1日8千円で、希望者から事前に申し込みを受け、北部・南部農機センターの2カ所で貸し出します。

櫛形支所管内の組合員ほ場で行われた実演会には17名が参加し、農機具メーカー担当者がチッパーの使い方や注意点などを説明。参加した果実部会深澤学部会長(68)は「ウッドチッパーの購入を検討したこともあったが、JAがレンタルを始めるならぜひ利用したい。小規模農家や剪定後の枝の処理が負担となる高齢の農家にも便利に使ってもらえると思う」と話しました。

当JA中澤豊一専務は「枝の焼却処分は環境汚染や火事のリスクが考えられるが、ウッドチッパーを活用することでリスクが減り、作業の負担も軽減するので有効利用してもらいたい」と挨拶しました。

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