ＪＡ南アルプス市は１月２５日、豊支所管内の組合員のほ場にて、女性農業者を対象にした果樹女性講座のオウトウコースを開催しました。同講座はモモ･スモモ、ブドウ、オウトウの３コースがあり、年間を通して講義を行っています。これから就農を考えている方や、改めて農業を学んでいる組合員の家族など、女性農業者のべ４２名が受講しています。

この日は山梨県中北農務事務所の木村亮さんを講師に招き、参加者５名にオウトウの剪定について講義を行いました。木村さんは実際に樹を剪定しながら「オウトウの特徴を考え、全体に陽が当たるように剪定を行ってほしい」と話しました。参加者の中には栽培している木の写真を見せて質問する方もおり、熱心に剪定技術を学んでいました。

参加者は「スモモやブドウなど、果樹によって剪定方法が全く違うので難しいです。少人数なので質問がしやすくていいです」と話していました。

同講座は２０１９年度も引き続き開講を計画しており、講習生を募集する予定です。また当ＪＡでは、就農を目指す人や兼業農家を対象にした就農支援果樹講座なども開講している。