剪定技術検討会を開催 先輩指導員が若手指導員へ技術指導(19.1.31)
2019.02.04
JA南アルプス市は1月31日、西野地区のほ場にて営農指導員の剪定技術検討会を行いました。先輩の指導員が剪定方法を確認しながら経験の浅い若手指導員に技術を教える形で、20~30代の指導員を中心に10名が「シャインマスカット」の今期の剪定方法を検討しました。剪定は厳寒期を避けて行うと良いと言われるため、立春を迎えるこの時期から本格的な剪定シーズンとなります。
指導員は2つのグループに分かれ、実際に木を剪定しながら残す枝の選び方や取り扱い方法をお互いに確認。また当JAで果樹栽培の指導を行う森谷修技術顧問が講師として各グループを見回り指導しました。
講習会に参加した芦沢竜昇営農指導員(23)は「剪定の基本となる指導技術と、実際の木の状況に合わせた応用技術を、確認を含め教えていただきとてもためになった。今後の技術指導に役立てたい」と話していました。
森谷技術顧問は「良い果実を安定的に収穫する条件は、植物にストレスを与えないことで、乾燥や加湿、日光の量などストレスの原因になりそうな条件は早めに手当をすることが大切。剪定も重要な要素となるのでしっかり覚えてほしい」と呼び掛けました。