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ハウスサクランボの花が満開になりました(19.2.19)

開花状況を確認する手塚課長

 

JA南アルプス市西野支所管内のハウス施設では2月19日、JA職員ら5名がハウス栽培のサクランボ「高砂」の開花状況を確認、満開と判断しました。

当JA営農指導課によると、今年のサクランボの開花は暖冬の影響により低温積算温度の積算が遅く、それに伴いハウスの加温開始時期が遅れたため、ハウス栽培の初出荷は4月上旬になる見込みです。露地栽培は5月下旬から出荷、さくらんぼ狩りは5月上旬から開始する予定です。

手塚英男営農指導課長は「ハウスの加温開始は遅れたが、順調に生育している」と話しました。

当JAでは昨年11月にJA独自の積算温度計を試験導入しており、サクランボの木が自発休眠に入る気温である7.2度を下回った時間を積算しています。当JAではこのデータをハウス施設の加温開始時期の見極めに利用し、昨年より10日程遅い1月16日より加温を開始しました。

山梨県南アルプス市は果物の生産が盛んな地域で、露地栽培のサクランボについては南限とされる地域です。サクランボの花が咲くと本格的な果物のシーズンが始まります。

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