４月２９日、釜無川三郡橋上流の河川敷で「第８回南アルプス市甲州凧上げまつり」が開催され、ＪＡこま野は地元産野菜などを販売する直売所を出店しました。

毎年恒例のこのお祭りは、「甲州凧」の伝統を守るため実施されているもので、毎年昭和の日の、４月２９日に開催されています。「甲州凧」とは、戦国の武将の武者絵などが彩り鮮やかに描かれ、大きいものは畳数枚分と非常に大きく、尾を付けないことが特徴の伝統的な凧です。

まつりでは、甲西地区の園児が作った連凧を父兄が上げる「連凧上げ」、絵の出来栄えを競う「絵柄コンテスト」、大きさによって４つのクラスに分かれて競う「凧上げコンテスト」など様々な部門が用意され、多くの方が気軽に参加しています。

ＪＡこま野も毎年このまつりに直売所を出店、大根やキュウリ、トマトなどの地元産野菜、いか焼き、焼き鳥、フランクフルトなどの販売を行いました。来場者の中には、「毎年大根を買っていますが、去年買いそびれて。今年は買うことができ、とても嬉しい」と話していました。

　今年度の凧上げまつりは、朝から強い雨が降り、開催が危ぶまれましたが、昼前に天気は回復、絶好の凧上げ日和となりました。風に乗り、美しい絵柄の描かれた大きな凧が、空高く舞い上がると、会場からは大きな拍手と歓声が上がっていました。