貴陽の「透過式卓上糖度センサー」による出荷が好評です
2016.07.25
スモモの生産量日本一を誇るJAこま野では、今年度から大玉スモモ「貴陽」の光を利用した透過式糖度センサーによる出荷に取り組み、市場、消費者などから高い評価を得ています。
貴陽は、同JA管内で生まれた品種で、大玉、高糖度が特徴の品種、平成24年には「世界一重いスモモ」としてギネス世界記録に認定されました。
昨年、同JAでは約94t出荷された貴陽、そのごく一部となる280g以上の貴陽のみを、今年度から導入した光センサー「透過式卓上糖度センサー」にかけ、糖度15度以上の貴陽のみを糖度保障した高級品として出荷を開始しました。
この取り組みは、スモモの中でも高級品種である貴陽、その価値を更に高めブランドとして定着させることを目的に開始、1日200玉程度の貴陽を一玉ごと検査員が厳しい検査を行い、センサーで糖度保障され、市場へと送られています。
また、20日に東京都の大田市場で行った、南アルプス市との合同トップセールスでは、センサーを会場に設置、関係者から高い注目を集めていました。
販売部の伊藤幹雄部長は「この取り組みを通じて貴陽の大玉、高糖度という魅力を更に高めていきたい。」と話していました。